2016年7月1日金曜日

高齢者入所の待機者減少

昨日は経営小委員会。部長から、「知多の老人保健施設の事務長会議の中で入所率が下がっている。ほぼ100%を維持しているのは相生位」との話がありました。
通所施設は競争が激しいのは分かっていましたが、入所がなぜかなと思っていたところ、今朝の毎日新聞の一面に「特養待機者急減」との見出しが! 地域差もありますが、待機者が2割から4割減少し、営業に回らないといけない入所施設もあるとのこと。要介護度3以上を入所対象としたり、自己負担のアップなどの影響だそうです。政策を少し変えるとこんなにも影響が出るとは、改めてびっくりです。介護離職0のため特養などを増設するとの話がありましたが、基準を少し変えるだけで状況は大きく変わってしまいます。
介護度の高い方を入所対象にするのは悪いとは思いません。しかしそのためには「軽度」の方を支える在宅支援が整っていなければなりません。充実を図ってほしいものです。
また、そのような状況の中で、相生の入所率が100%近く保っているというのは、現場職員・相談員の力によるものです。ありがとうございます。これからも地域で必要とされるサービスを提供していきます。

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