2017年2月24日金曜日

事故防止に向けて

今年度最後の事故防止委員会がありました。
昔は事故報告書を出させるのに一苦労でしたが、今は事故の分析を行たうえで対策を練られている様子が分かり、心強いです。
とはいえ、事故が減っているということではなく、先日も入浴中に大変申し訳ない事故がありました。被災者の命に別状はなく良かったものの、一つ間違えば大事故につながったものです。事故当日に関係者が集まって事故原因をSHELLモデルで検討し、さらに全職員へのアンケートを行って、事故発生時だけではなく、1日の流れを含めて見直しを行うとのことです。
事故を完全に防ぐことはできません。0にすることにこだわりすぎて、ご利用者の権利侵害なっては、本末転倒です。しかし防げる人為的事故は防ぐのが私たちの責任です。
しっかり取り組んでまいります。

2017年2月23日木曜日

メンター研修

メンター研修を行いました。
相生など一部の事業所ではプリセプター制度を導入していましたが、法人全体でメンター制度として導入しました。その研修です。
講師は三浦さん。相生でプリセプター制度を動かしていた担当者です。わかりやすく説明してくれました。面談表やチェック表なども、整えられていました。最初から整えられていたのではなく、必要に応じて準備してきたとのこと。そのノウハウを他の事業所の担当予定者に教えてもらいました。勤務形態が異なりますので、最初から同じようにはできません。実態に合わせて順次整えられれば良いと思います。
新しく入ってきた職員が戸惑わないようにしっかり受け止め、ガンガン活躍してもらいます!

2017年2月22日水曜日

台湾からの見学者

今日は台湾から7名の方が見学にいらっしゃり、老人保健施設相生、老人デイサービスセンターこぶし、認知症高齢者対応グループホームもくせいの家をご案内しました。
台湾で高齢者施設を運営されている方なので、職員配置(事業所ごとや職員の年齢構成)、各事業所の利用定員や利用率、利用者負担額、国からの収入など、かなり具体的に熱心に質問されました。熱心に聞かれれば、こちらも一生懸命説明しますので、予定時間を超過するほどでした。
どれだけ参考になったかはわかりませんが、すこしでも福祉の向上に寄与できれば幸いです。

2017年2月21日火曜日

2市2町障がい者支援ネットワークフォーラム

2月18日(土)2市2町障害者支援ネットワーク会議(障害者自立支援協議会)のフォーラムがありました。
2部構成で、第1部は基調講演。第2部は「わがまちのみらい~次年度からの福祉施策について~」のシンポジウム。
第1部の講師は笹森理絵さん。「発達障害(発達凸凹)への理解 当事者は何を見て、何を感じているのだろう」と題しての講演。当事者の立場からとても分かりやすくお話いただきました。
第2部は各市町の福祉分野の担当部長4人が、今後の福祉施策についてお話しいただきました。
これまでの経緯の中でのぶっちゃけ話もあり、今後のそれぞれの市町がどうされるのかの話もあって、興味深く聞かせていただきました。
来年から相談などの仕組みが大きく変わります。各市町も福祉施策にしっかりと取り組むとのことです。私たちも準備して、利用者さんが困らないようにしていきます。

2017年2月15日水曜日

いろいろなアイデア

介護職員等の給与改善のための施策が予定されています。
まだ正式に通知は来ていませんが、新たな加算類型を設け、月額1万円アップを目指すと伝えられています。
これまでの審議会の議論でも、「給与のことは本来労使の間で決めるべき」としている。この人手不足の中、給与を低く抑えようとしてもできないので、本体報酬でしっかり見てもらいたいものです。「処遇改善助成金」とか「処遇改善加算」とするので、「処遇改善手当」のようないつでも取り外しの出来る手当にしているところが多いのです。
愛光園では、基本給や時給、夜勤手当の増額などに取り組んできました。これまでも加算額以上に職員処遇改善に取り組んでいるため、今更1万円上げますといわれても、改めて昇給せずに基準を満たします。そのため人件費率は70%で、経営的にはとても厳しいです。
それでもせっかく加算が増えるということなので、各事業所にどんな手当があったらよいか聞いてみました。まだ一部の事業所からしか返ってきていませんがいろいろなアイデアがありました。
勤続〇年のお祝い、誕生日に特別有給休暇とセットで旅行への補助金、資格手当の増額、持ち家の人への住宅手当の増額、エコ通勤手当(自転車通勤者への加算)、子どもの誕生日にお祝い金(中3まで)等々。手当とは違う福利厚生も多々ありますが、ユニークなアイデアに脱帽です。
採り入れられるものは実現していきたいと思います。

2017年2月13日月曜日

学生主催の企業説明会

2/12 nextSという学生の団体が主催しての企業説明会があり、参加してきました。
「新!体験型売り込み企業展~知って、知られて、得をする!」というサブタイトルがついた企業展です。
それぞれのブースに訪れた学生に話をする以外に、10分説明10分質疑応答の説明の機会があったり、プチインターン体験があったりと、趣向が凝らしてありました。

心配された天気は良かったです。寒くはありましたが・・・。
参加学生の目標1000人と伺い、数日前に参加登録数250名との連絡をいただいていたのですが、実際に参加された学生は109人だったそうです。少し寂しかったです。
参加数は少なかったものの、自分たちで企画実行されたのはすごいと思います。
まもなく就職活動が本格的に始まりますが、いろいろなところを見てよく知り合って、自分に合ったところを見つけていただければなと思います。それが愛光園だったらもっといいです。

普段の仕事着でということで、上はジャージ姿です。

事業所の様子をパネルにして、そこにコメントを書いてもらいました。

2017年2月10日金曜日

いのちの価値を大切にする社会に

先日愛知県から防犯の補助金内示の通知が届き、今日中に本申請を届けなければなりません。昨日の郵送には間に合わなかったため、今朝届けてきました(防犯だけでなく経営管理の補助金も)。
正式に業者選定と契約の手続きを進めることができます。ただ今年度中に完了しなければならないので、時間はないです。
ただ補助金申請しておいていうのもどうかと思いますが、防犯カメラであのような事件は防げません。「優れた人」「生産性の高い人」のいのちは大事にされ、「劣った人」「生産性の低い人」の命が切り捨てられる社会では同じことが繰り返されます。
今回の事件と全く同じことはないでしょうが、いのちを奪ったり存在そのものを否定されるようなことは起こりえます。ナチスによるユダヤ人の抹殺が始まる前に障がい者の抹殺は行われていましたし、その他の国も、日本でも、数十年前まで「優生保護」の名の下に「断種」は普通のことでした。現在でも出生前診断による中絶なども根本は同じ思想です。
「優れているかどうか」は相対的なことです。IQは100年前に比べて20%高くなっているという説もあるそうです。私のような凡人でも、100年前にタイムスリップしたら天才かもしれません。
仮に現在は優れている側にいても、加齢や疾病、事故などにより、いつ「劣っている」側になるかはわかりません。
そうではなくて、いのちのレベルではみな一緒。誰もがその人格を尊重される社会にしたいものです。そうすれば防犯カメラもいらなくなるかも。

2017年2月9日木曜日

採用面接

採用試験の2次面接を行いました。
介護職の経験の長い実直な感じの方でした。採用させていただくことにしました。
明日も明後日も説明会や採用試験を予定しています。
人材確保は厳しく、すでに来年度の準備も始まっていますが、今年の分も、最後まであきらめずに取り組んでいきます。

2017年2月8日水曜日

リクルーター研修

リクルートキャリアの担当者を講師に、リクルーターの研修を行いました。
講師の方から説明後、自分ならどうするかをテーマにグループディスカッションを行いました。皆さん活発に意見を出していただき、中には「給与明細も見せて、これだけもらえていると安心させ、なんに使っているかも話す」なんていう突拍子のない意見もでました。採用するかどうかは別として、今までない発想やアイデアを出してもらってありがたいです。
求人が厳しい状態は続きます。いろいろなアイデアを出してもらい、若い力に頼りながら人材の確保をしていきます。

障がい者雇用推進会議

昨日障がい者雇用推進会議が開催されました。
現在の雇用率は3.69で11人の方が働いています。ただ前回9月に比べて1人減少しています。
法定雇用率は大きく超えていますが、停滞傾向です。

「誰もが人間としての尊厳が保たれ安心して共に生きる社会を目指します」という基本理念を実現するためにも、障がいのある方の雇用を図っていきたいと思います。もちろん高齢者や生活困窮者・外国籍の方など誰もが対象です。
さらに、障がい者雇用を勧める就労移行支援事業や障害者就業・生活支援センター事業を行う事業者として、まず自ら障がい者雇用を進めていかねば示しがつかないです。
さらに現実的にも人手不足の中、多様な人材に活躍していただかなければ事業運営が成り立ちません。障がいのある方も障がい特性を生かして活躍していただきたいです。

そして、重度の障がいがあるからと言って、安易に最賃除外適用を受けようとはしません。最賃は、働いて生活できるための最低基準として必要だということで設定されていると理解しています。働く仲間として、最低限の賃金保証はしていきたいです。

上記の理念に基づいて障がい者雇用を進めているのですが、職員に十分理解いただいているかは怪しいというのが会議の参加者の意見でした。上記の方針をよりわかりやすく示し、その上で雇用や定着の仕組みを整え、研修などの機会を通じて理念の浸透を図っていきたいと思います。

2017年2月6日月曜日

福祉介護の就職総合フェア

愛知県社会福祉協議会福祉人材センター主催の「福祉介護の就職総合フェア」が2月4日に開催されました。毎年時期が変わるのですが、今年は2月でした。
だんだん来場者が少なくなり、出店者と就職希望者が同じくらいの年もありました。その時は3時間で3人しか愛光園のブースに来ていただけませんでした。
今年は、来場者はそれほど多くなかったようですが、12名の方が来てくださいました。1名のみ社会人で、後の11名は学生さん。
学生はみなさん3年生でした。まもなく本格的な就職活動が始まります。是非いろいろなところを見て、悔いのない活動を期待しています。その中で愛光園を選んでいただけるようにしていきたいと思います。


2017年2月2日木曜日

EPAマッチング

経済連携協定を通じて、介護職員をベトナムから来てもらおうと準備をしています。
第1次マッチングのメールが届き、愛光園には4名の応募があったそうです。ただ第1志望ではありませんでした。ちょっと微妙ですが、そもそも倍率4倍以上ですので、来ていただけないところの方が圧倒的に多いです。致し方ありません。
すぐに返事をし、後は運を天に任せるしかありません。

ただ応募者は日本語能力検定3級以上が条件ですが、2級の人もちらほらいました。2級なんてすごいです。頑張って勉強していらっしゃるんだなぁと感心しました。

新入職員に配属先通知

昨日は新採用の職員に配属先を伝えました。
皆さん緊張の面持ちでしたが、事前に配属希望を伺ったりして、全く希望外という方はいませんので、伝えた後は少し安心された感じでした。
その後配属先事業所に行って1時間ほど事業所長からの挨拶や説明をしてもらいました。
戻ってきて「とても歓迎してくれてよかった。必要とされていると感じた」とおっしゃってくれる人もいました。
間違いなく歓迎しますし、来てくれる日を一日千秋の思いで待っています。

東浦町障害者計画・障害福祉計画推進会議

1月31日に、東浦町障害者計画・障害福祉計画推進会議がありました。委員長を仰せつかっているので、どのようにすすめたらよいかと思っていましたが、案ずるより産むがやすし。意見を次々出していただいて、活発に議論できたと思います。
委員の皆さんが、「我がごと丸ごと」と考えてくださっているからだと思います。ありがとうございました。
社会資源の不足、その原因となっている人手不足をどう解消していくか、地域の方々と一緒に考えていかねばならないです。