2017年2月10日金曜日

いのちの価値を大切にする社会に

先日愛知県から防犯の補助金内示の通知が届き、今日中に本申請を届けなければなりません。昨日の郵送には間に合わなかったため、今朝届けてきました(防犯だけでなく経営管理の補助金も)。
正式に業者選定と契約の手続きを進めることができます。ただ今年度中に完了しなければならないので、時間はないです。
ただ補助金申請しておいていうのもどうかと思いますが、防犯カメラであのような事件は防げません。「優れた人」「生産性の高い人」のいのちは大事にされ、「劣った人」「生産性の低い人」の命が切り捨てられる社会では同じことが繰り返されます。
今回の事件と全く同じことはないでしょうが、いのちを奪ったり存在そのものを否定されるようなことは起こりえます。ナチスによるユダヤ人の抹殺が始まる前に障がい者の抹殺は行われていましたし、その他の国も、日本でも、数十年前まで「優生保護」の名の下に「断種」は普通のことでした。現在でも出生前診断による中絶なども根本は同じ思想です。
「優れているかどうか」は相対的なことです。IQは100年前に比べて20%高くなっているという説もあるそうです。私のような凡人でも、100年前にタイムスリップしたら天才かもしれません。
仮に現在は優れている側にいても、加齢や疾病、事故などにより、いつ「劣っている」側になるかはわかりません。
そうではなくて、いのちのレベルではみな一緒。誰もがその人格を尊重される社会にしたいものです。そうすれば防犯カメラもいらなくなるかも。

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