2017年2月8日水曜日

障がい者雇用推進会議

昨日障がい者雇用推進会議が開催されました。
現在の雇用率は3.69で11人の方が働いています。ただ前回9月に比べて1人減少しています。
法定雇用率は大きく超えていますが、停滞傾向です。

「誰もが人間としての尊厳が保たれ安心して共に生きる社会を目指します」という基本理念を実現するためにも、障がいのある方の雇用を図っていきたいと思います。もちろん高齢者や生活困窮者・外国籍の方など誰もが対象です。
さらに、障がい者雇用を勧める就労移行支援事業や障害者就業・生活支援センター事業を行う事業者として、まず自ら障がい者雇用を進めていかねば示しがつかないです。
さらに現実的にも人手不足の中、多様な人材に活躍していただかなければ事業運営が成り立ちません。障がいのある方も障がい特性を生かして活躍していただきたいです。

そして、重度の障がいがあるからと言って、安易に最賃除外適用を受けようとはしません。最賃は、働いて生活できるための最低基準として必要だということで設定されていると理解しています。働く仲間として、最低限の賃金保証はしていきたいです。

上記の理念に基づいて障がい者雇用を進めているのですが、職員に十分理解いただいているかは怪しいというのが会議の参加者の意見でした。上記の方針をよりわかりやすく示し、その上で雇用や定着の仕組みを整え、研修などの機会を通じて理念の浸透を図っていきたいと思います。

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