2016年4月21日木曜日

どんどん変わっていきます

昨日は部長点検で、もちの木園とらいふに伺いました。
部長点検は毎月行っているのですが、複数事業所あるので事業所毎では4か月に1度訪問ということになります。中止の月もありますので5か月に1度というところでしょうか。

もちの木園はとても変わっていました。事務所はすっきり。机の上の書類は整理され、棚が備え付けられ、ホワイトボードの位置も変わっていました。清掃や掲示物などまだ課題はありますが、その変化はすばらしいです。
作業の場所も、お一人新規の利用者の方が増え、その方の環境整備が必要とのことで荷物置き場が作業個室になっていました。異動で来た職員がこれまでらいふで発達障がいの方の支援を行っていたので、さっそくその技術が生かされました。

らいふも変わっていました。人員が増え、相談の体制の変化もあって、メンバーも変わっていました。事務所もパンパンです。狭くなった事務所を合理的に使おうと、書類棚も整理されているようです。

旧態依然の繰り返しではなく、どんどん進化していることが見て取れた部長点検でした。


2016年4月20日水曜日

パート職員もご協力ありがたいです

決算・事業報告のまとめで大わらわです。
総務部のパートの職員も、今日は8時半過ぎまで残って会計データの確認修正をしてくれました。ありがたいことです。

EPA経済連携協定による介護福祉士候補者受け入れ説明会

昨日は大阪出張。EPA経済連携協定に基づくインドネシア・フィリピン・ベトナムの方の受け入れの説明会に参加しました。
EPAに基づく受け入れはハードルが高くて難しく、外国人技能実習制度で介護分野も解禁という動きがあり、準備をしてきました。しかし肝心の法律の国会審議が進んでいません。そこで改めてEPAの状況を伺ってきました。
制度的には技能実習制度よりしっかりしているという印象を受けました。事前の日本語教育のレベル、候補者の選考、来日後の教育カリキュラムやテキスト、受け入れ機関への説明資料など、しっかり準備してありました。介護福祉士資格試験の合格率も日本人と変わらないレベルになっているそうです(58%程度)。来日者も優秀で、日本次職員の刺激にもなっているそうです。この制度が広がればありがたいと思います。
しかし実際にはハードルが高いので、数字が確定しているベトナムの場合で、300人の枠に来日希望者198人。求人はその2,3倍とのこと。インドネシアやフィリピンはもう少し求人倍率が低いそうですが、申し込んでもなかなか難しそうです。
しかしわずかな可能性でも検討していきたいと思います。

2016年4月18日月曜日

説明会

4月16日(土)に、名古屋栄養士専門学校にて開催された説明会に参加させていただきました。
生徒さん約80人が熱心に話を聞いてくれました。
最初16の企業が各々3分ずつプレゼン。その後各ブースに、プレゼンを聞いて詳しく話を聞きたいという生徒さんが来てくれるという内容です。そこでは持ち時間20分話をして、それが5回戦行われました。
栄養士の養成校なので、委託給食の企業さんが中心でしたが、社会福祉法人も愛光園ともう1つの法人さんの2つが参加。調理員もありますが介護職員・支援員が中心の募集となりますので、来てくださる生徒さんは少ないと思っていたのですが、16名の方が訪れてくれました。ありがたいことです。
今回は採用2年目の栄養士にも説明に同席してくれ、愛光園の食事の特徴(玄米を中心に、なるべく農薬や添加物を使用していない食材をもちいていること等)を話してくれました。
ブースに来てくれた生徒さんには、是非愛光園の各事業所に来て見学していただきたいと思います。

さらに今日も明日も、法人内での説明見学会があります。
今日は1名の方がご参加いただきました。
明日は7名もの予約をいただいています。ただそんな時に限って私は大阪出張。かえって私ではない方がよいかもしれませんが・・・。
是非愛光園の魅力を感じとっていただきたいと思います。

2016年4月15日金曜日

異動

午前は障がい事業部会議でした。
最初は近況報告。
グループホームでは、正規職員は定年となり、管理職から現場に戻りたいとの希望でグループホームの支援員として再雇用となった方がいらっしゃいます。久しぶりに利用者に会われ、「入所施設を利用されていた時と比べとても成長されていた」と感想を言われていました。利用者ご本人にも支えてきた職員にも、とてもうれしい感想でした。
また入所施設から異動してきた職員は、周りからのとても評価が高く期待されているとのこと。「会議で支援に参考となる図書を紹介したところ、さっそく問い合わせてきて、とても熱心だ」と事業所長も感心していました。
相談とホームヘルプ等を行うらいふの責任者は、6年ぶりの古巣復帰。制度の変遷に浦島太郎状態と言われながらも、昼食をばらばらにとるのではなく、一緒にテーブルを囲んで食べることを提案されるなど、コミュニケーション強化を図っていました。
身体障害者の方の入所施設であるひかりのさとのぞみの家の施設長も、4年ぶりの復帰。高齢化で毎年亡くなられる利用者がいらっしゃいます。偲びの会を開くなど若い職員のメンタル面のフォローを行っていましたが、ショックを受けるのは利用者さんも同様。同世代の人が亡くなると、次は自分かと不安に思われるそうです。「職員だけでなく、利用者さんのメンタル面でのフォローに取り組みたい」とのことでした。
重症心身障害のグループホームやホームヘルプの事業所のりんくの管理者も、4年ぶりの復帰。職員数も増え、前任のグループホームとの違い若い職員が多いことに驚かれていました。特に妊婦さんが目立つとのことです。少しずつでも働く環境が整ってきているという一面はあるのでしょう。
発達支援センターおひさまは新任の管理者。といっても持ち上がりですので、現場の状況はよく把握されています。出産等でベテラン職員が3人退職され、いかに新しい職員におひさまや愛光園の在り方を伝えるかが課題です。2年ぶりに戻ってきた副施設長と連携をとりつつ職員のフォローにあたっているそうです。
まどかでは、4月に入ったばかりの男性職員が、利用者さんの洗礼にあってしまいました(自傷行為を止めようとして手を出したらガブリ)。ショックを受けたかと心配しましたが、意欲的に働いてくれ、5月には出身校に行って求人してくるのだとか(学校主催の先輩の話を聞く会の講師?)。
ということで、あわただしい2週間が過ぎました。
以前異動で去った管理職等が今回異動して戻ってきて、新たな視点で見直しをしたり、若い職員は意欲的に取り組んでくれたり、課題もありますが、うれしい報告が多い会議でした。

2016年4月14日木曜日

新たな小さな発見もあるので

実績報告・現況報告・加算申請・変更申請・調査やアンケート・決算等々、書類に追われる日々です。
なんでこんなものをいちいち出させるのだろうと思うものもありますが、書類をチェックしていると、アレ?と気づくこともあります。
この評議員さんは、目立つ発言はないけど皆勤賞だ、パート職員のこの方って契約よりもたくさん働いていただいているなあ、障害支援区分の5と6の方がこんなにたくさんいらっしゃるんだ、そういえば昨年の前半はこんなことしてたっけ、すっかり忘れていた・・・。
小さな発見にストイックな喜びを感じて、書類の山と対峙していきます。

2016年4月13日水曜日

気にかけていただきありがたいです

昨日の午前、まどかのご利用者のお父さんがいらっしゃいました。80歳を超えているのですが、しばしばいらっしゃって、こまごまとした修理などをしてくださいます。
今回は、「朝のNHKラジオでミャンマーからの外国人技能実習生のことをやっていたが知っているか」とのこと。私は通勤の車中はNHKラジオを聞いていますので、知っていました。聞いていたならいいとのことですが、人材確保に苦労していることをよく知っていらっしゃるので、すぐに教えに来てくださったのでしょう。いつも気にかけていただきありがたいことです。
(外国人技能実習生の制度自体はまだ法律が改正されていないので、介護分野は当分難しいです)

棚をいただきました。

愛光園のご利用者のご両親から、バザー倉庫で使う棚をいただきました。
倉庫を昨年改修して使えるようになったのですが、がらんどうで、いただいた品物はすみから順においていく状態のところもありました。それを見かねて申し出ていただいたのだと思います。
分解してお持ちいただき、またご夫婦で組み立てていただきました。ありがとうございました。
頑丈な棚です。大事に使わせていただきます。

2016年4月12日火曜日

今日は防災委員会がありました。
今年度の計画と委員の自己紹介が中心でした。
防災について、こんなリストがあるとよい、こんな仕組みを作ってはどうかというアイデアは出てくるものの、きちんと形まで持って行けていないことがあります。
今回委員長から、防災訓練・備品の点検・事業継続計画・研修会の担当やスケジュールを明示してくれました。誰が、いつまでに、どこまでするのかが分かりやすく、今まで中途半端に終わりがちだった仕組みを作りげていけそうです。
委員のみなさんがんばりましょう 。

成年後見制度利用促進法

パソコンとの相性が悪いのか、時々投稿できなくなってしまいます。
久しぶりに(と言っても土日もはさんでいますが)接続できました。

8日は成年後見制度の利用促進を図る「成年後見制度利用促進法」が成立しました。
成年後見制度は、介護保険制度と合わせて禁治産制度に代わって導入された制度です。

愛光園では、法的に整えられたので、きちんと対応しましょうと啓発活動を行ってきました。弁護士の方に講師に来ていただいたり、司法書士による相談会を行ったり。
知的障がいの方は、後見・補佐・補助の何らかの類型にあてはまるだろうということで、ほとんどの方が制度を利用されています。

しかし、この間障害者権利条約が批准されるなど、状況が変わってきました。報道でも指摘されていますが、本人に代わって意思決定してよいものなのか。ご本人とご家族の利害は一致するとは限りません。その中で家族後見でよいのか。
では弁護士や司法書士など第三者ならよいかというと、本人についてどこまで知っているのか、意思をくみ取ることができるのか、悩ましい問題です。

どんな人にも意思はあるというのが前提です。
その意思をご本人が表出して、周りの人がそれを理解して意思をくみ取ることができるか、というのは、人によってはかなり難しいのは事実だと思います。
さらにその思いを実現できるかというのは、障害の有無にかかわらずなかなか夢を実現は難しい以上に、障がいのある方は難しいと思います。

ただそこに向かって、ご本人の思いを聞く、その実現に向けて努力する姿勢が大切です。

現在成年後見制度で問題にされているのは、その手前で、本人の意思があるのにそれを無視、場合によっては反することをしたり、財産を横領したりといったレベルのものです。これらは後見制度以前の問題であり、制度の有無にかかわらずあったと思いますし、逆に制度があるので「問題」として表に出てきていると思います。その意味では制度は一定の意味があったと思います。
今後利用拡大するに当たっては、そんな低いレベルではなく、ちゃんとご本人の思いを聞くことを、少なくとも聞こうとする姿勢をいかに担保していくか鍵でしょう。

法案可決に際しての付帯決議
一、障害者の権利に関する条約第十二条の趣旨に鑑み、成年被後見人等の自己決定権が最大限尊重されるよう現状の問題点の把握に努め、それに基づき、必要な社会環境の整備等について検討を行うこと。
二、成年後見人等の事務の監督体制を強化し、成年後見人等による不正行為の防止をより実効的に行うため、家庭裁判所、関係行政機関及び地方公共団体における必要な人的体制の整備その他の必要な措置を十分に講ずること。
は当然のことでしょう。
この付帯決議の内容は永遠の課題かもしれませんが、関係者はその精神を忘れず取り組んでいただきたいと思いますし、愛光園としても大事にしていきたいと思います。

2016年4月7日木曜日

就職説明会&見学会参加者からのメール

先日開催しました法人説明会に参加していただいた方からお礼のメールが届きました。
ご本人の了解を得て、掲載させていただきます。学校名や氏名はNGでしたので、伏せています。

先日はご多用にも関わらず、愛光園の法人内の施設をいくつかご案内してくださり誠にありがとうございました。
学校の授業などで知ることができない現場を見ることが出来ましたこと、深く感謝申し上げます。
 職員間の関係性の良さも見え、利用者さんたちも自らの仕事をこなしながらも、自然と笑顔があふれている姿を見て、見学をさせていただいている私にも癒しや安心を感じさせるものでありました。
具体的な業務内容についていろいろとお話を伺い、また、貴施設活気にあふれた雰囲気に触れることができましたことは、就職活動中の私にとって大変意義深いものになりました。まずはお礼を申し上げたくメールさせていただきました。
ありがとうございました。

きちんとお礼をいただいて、こちらこそありがとうございます。
 

2016年4月6日水曜日

他人の見ないところで

デイサービスと通所リハビリで長く運転手をしてくださっている方がいらっしゃいます。
仕事をリタイアされてから送迎運転をしていただいている、70半ばの男性です。
その方は、運転だけでなく、時間が空けば、洗車されたり、草むしりをしてくださったり、花壇を作ってくださったり・・・と、こまめにいろいろなことを率先してやってくださいます。
ゴミ拾いも、玄関周りだけでなく、人目につかない裏の方まで、夏の暑い日も冬の寒い日も、ゴミ袋を持ってこまめにやってくださいます。
本当に感謝の限りです。
多くの方のお力で今の支援を行わせていただいています。

2016年4月5日火曜日

わくわく夢プラン

高齢福祉事業部では、「わくわく夢プラン」という取組をしています。
職員がこうしたい、ああなったらよいという夢を出し合い、その実現に取り組むというものです。
「豊かな土地を活用して、花を育てたりグランドゴルフ場やリハビリロードを整備してはどうだろう」「訪問リハビリや小規模多機能など新たな事業を起こしてニーズにこたえたい」「露天風呂を活用したり駄菓子屋をしてはどうか」「アジサイ祭りや桜祭りが楽しそう」等々さまざまな意見やアイデアが出されています。
その中の1つ。お花見をしたいということはすぐに実行。4月2日好天に恵まれ、施設から出たところの桜でお花見。
寝たきりの状態の方も外に出て桜の木の下で過ごしていただきました。普段は話しかけてもなかなか反応がないのですが「今どこにいると思う。桜の下だよ。きれいだよ」と話しかけると、一生懸命目を開けようとされていました。やっぱりわかるんですよね。
職員一人一人の思いや夢が具体的に叶っていくのはうれしいことです。
それでご利用者の笑顔が増えるともっと素敵です。

2016年4月4日月曜日

次世代育成法等に基づく行動計画

4月1日は午後からあちこち外出で更新できませんでした。毎日更新はなかなか難しいです。

次世代育成法に基づき行動計画を作成し、実施しています。
平成26年4月から28年3月までの第3回の目標は、年次有給休暇を1人5日以上取得することと、インターンシップで学生を毎年2名受け入れることでした。
年次有給休暇は、平均では60%程度取得率はあるのですが、取れている職員と取れていない職員の差が大きいので、最低1人5日は取得しようという目標でした。結果の集計はまだできませんが、2月までの状況ではかなり厳しいです。職種や事業所によって差が大きいです。したがって次回も課題は継続です。
インターンシップは、5名、0名、3名と、年によって異なりますが、かなりの人数受けてきました。今後一層伸ばしていきたいと思います。

今年4月から2年間の次期計画には、上記のほか、女性の役職者の割合を40%に増やす(現33%)、所定外労働の削減(状況は一律ではないので、時間外労働の長い人を中心に20%削減)、職員の家族が職員の働いているところを見る機会を増やすことなどに取り組んでいきます。

これらを通して、明るく働き甲斐のある職場で、長く働き続けられるよう環境を整えていきます。