2016年4月15日金曜日

異動

午前は障がい事業部会議でした。
最初は近況報告。
グループホームでは、正規職員は定年となり、管理職から現場に戻りたいとの希望でグループホームの支援員として再雇用となった方がいらっしゃいます。久しぶりに利用者に会われ、「入所施設を利用されていた時と比べとても成長されていた」と感想を言われていました。利用者ご本人にも支えてきた職員にも、とてもうれしい感想でした。
また入所施設から異動してきた職員は、周りからのとても評価が高く期待されているとのこと。「会議で支援に参考となる図書を紹介したところ、さっそく問い合わせてきて、とても熱心だ」と事業所長も感心していました。
相談とホームヘルプ等を行うらいふの責任者は、6年ぶりの古巣復帰。制度の変遷に浦島太郎状態と言われながらも、昼食をばらばらにとるのではなく、一緒にテーブルを囲んで食べることを提案されるなど、コミュニケーション強化を図っていました。
身体障害者の方の入所施設であるひかりのさとのぞみの家の施設長も、4年ぶりの復帰。高齢化で毎年亡くなられる利用者がいらっしゃいます。偲びの会を開くなど若い職員のメンタル面のフォローを行っていましたが、ショックを受けるのは利用者さんも同様。同世代の人が亡くなると、次は自分かと不安に思われるそうです。「職員だけでなく、利用者さんのメンタル面でのフォローに取り組みたい」とのことでした。
重症心身障害のグループホームやホームヘルプの事業所のりんくの管理者も、4年ぶりの復帰。職員数も増え、前任のグループホームとの違い若い職員が多いことに驚かれていました。特に妊婦さんが目立つとのことです。少しずつでも働く環境が整ってきているという一面はあるのでしょう。
発達支援センターおひさまは新任の管理者。といっても持ち上がりですので、現場の状況はよく把握されています。出産等でベテラン職員が3人退職され、いかに新しい職員におひさまや愛光園の在り方を伝えるかが課題です。2年ぶりに戻ってきた副施設長と連携をとりつつ職員のフォローにあたっているそうです。
まどかでは、4月に入ったばかりの男性職員が、利用者さんの洗礼にあってしまいました(自傷行為を止めようとして手を出したらガブリ)。ショックを受けたかと心配しましたが、意欲的に働いてくれ、5月には出身校に行って求人してくるのだとか(学校主催の先輩の話を聞く会の講師?)。
ということで、あわただしい2週間が過ぎました。
以前異動で去った管理職等が今回異動して戻ってきて、新たな視点で見直しをしたり、若い職員は意欲的に取り組んでくれたり、課題もありますが、うれしい報告が多い会議でした。

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