2016年4月20日水曜日

EPA経済連携協定による介護福祉士候補者受け入れ説明会

昨日は大阪出張。EPA経済連携協定に基づくインドネシア・フィリピン・ベトナムの方の受け入れの説明会に参加しました。
EPAに基づく受け入れはハードルが高くて難しく、外国人技能実習制度で介護分野も解禁という動きがあり、準備をしてきました。しかし肝心の法律の国会審議が進んでいません。そこで改めてEPAの状況を伺ってきました。
制度的には技能実習制度よりしっかりしているという印象を受けました。事前の日本語教育のレベル、候補者の選考、来日後の教育カリキュラムやテキスト、受け入れ機関への説明資料など、しっかり準備してありました。介護福祉士資格試験の合格率も日本人と変わらないレベルになっているそうです(58%程度)。来日者も優秀で、日本次職員の刺激にもなっているそうです。この制度が広がればありがたいと思います。
しかし実際にはハードルが高いので、数字が確定しているベトナムの場合で、300人の枠に来日希望者198人。求人はその2,3倍とのこと。インドネシアやフィリピンはもう少し求人倍率が低いそうですが、申し込んでもなかなか難しそうです。
しかしわずかな可能性でも検討していきたいと思います。

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