2016年3月17日木曜日

謙虚に受け止める姿勢

本日は苦情解決第三者委員会がありました。
定期的に施設を訪れ状況把握と意見聴取をしていただいている委員から。
「障がいが重度化し、亡くなられる方もいらっしゃり、ご意見をおっしゃる利用者も少なくなっている。このままでは誰も意見を言う人がいなくなってしまうという危機感を感じ、利用者の声を代表して意見を言いたいという方がいらっしゃった。『職員が忙しいのは分かる。しかし話かけることも気が引けるようなことではいかがなものか。その状態を何とかしてほしい』との趣旨だそう。そこで次の来訪時、一言半句聞き逃さないようきちんと録音機を携え伺うと、『もういい』とのこと。聞くと、1年目の職員(女性)が、勤務時間中はなかなか難しいが、始業前に少し早めに来たり、終業後に少し残って話を聞いてくれた。彼女がいてくれて自分は助かった。彼女がいてくれれば、この状態は少しずつでも改善されるのではないかと希望が持てたそうです。」
委員会が終わった後に再度お話を伺うと、彼女はとても謙虚で、いつも周りに感謝しているそうです。学校でよい成績をとれたのも教えていただいた先生のおかげ。今の施設で働けるのも周りの職員のおかげと、いつも感謝の言葉を発しているそうです。そのような謙虚で相手を受け止める姿勢が信頼を得たんですね。そして利用者の心を和ませてくれたのでしょう。
そんな職員に来てくれてありがたい限りです。

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