2016年2月4日木曜日

命の価値

先日、NHKで「ETV特集セレクション『それはホロコーストの“リハーサル”だった~障害者虐殺70年目の真実~』」の再放送をやっていました。ナチスといいながら、実は医師などが積極的に加担していた事実にはショックです。ヒトラーが中止命令を出した後も続けられ、そのノウハウがユダヤ人大虐殺に使われていたとは! 「障害者は生きていても仕方ない。早く殺した方が本人のためでもあり、社会的コストも減る」との考えによるものです。その考え方は、果たして70年前のことだけでしょうか。
時を同じくして映画「宇宙の約束」を鑑賞する機会がありました。富山の養護学校教諭山元先生を中心に、「無駄なもの、無駄な命などない。すべてはうまくいっている」というものです。自閉症児の家族も取り上げられていて、自閉症のその子がこの世に存在する意味をとても考えさせてくれます。

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