2016年2月13日土曜日

意思決定支援

今日は全国権利擁護支援フォーラムが日本福祉大学東海キャンパスでありました。
最初に、アドボカシー オブ ザ イヤーで日本理化学工業の大山社長の表彰とお話し。副賞が当法人のひかりのさとファームの製品で、私は聞いていなかったのびっくり。
続いて同志社大学法科大学院竹中勲教授が、憲法学の立場から「意思決定支援」についてお話。
さらに国学院大学教授で全国支援ネットワーク代表の佐藤彰一さん、日本福祉大学副学長で日本福祉大学権利擁護研究センター長の平野隆之さんが加わって鼎談。
さすが憲法学者で用語などをきっちり定義しながらのお話で、鼎談も、意思決定に関するガイドラインのことを知っていないと話についていきにくいところがあり、正直一般人の私にはとっつきにくかったのです。
しかし、何の根拠で誰が誰のどのような支援を行うのか、きっちり整理することが改めて必要だと感じました。
また本人の意思が、周りが考えると「本人の利益に適わない」と思われることについて、悩ましいところです。そういうことは多々あるので。
自己決定支援と言いながら、周りの思惑通りに本人を誘導してしまうこともしばしばあることです。
これ!という決め手はないようですが、問題意識を持ち続けることがまずは大事だと感じました。

明日も「障害者差別解消法と権利擁護」をテーマに行われます。
楽しみです。

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