2017年3月30日木曜日

助け合う職場

今日はリクルーターの研修の一環として、リクルートキャリアの方に来ていただいて、タイプ別の説明の仕方などの研修を行いました。
事前にSPI3を行って、多くの人は「調和重視」タイプで、一部「秩序タイプ」。これは福祉では多いそうです。
説明の後、現場の魅力を書き、どう伝えるかのワークを行ました。
「上司が話をよく聞いてくれる」
「ステップを踏んで教えてくれた」
「みんなで考える雰囲気がある」
「会議などで『何か意見ある人は言って』ではなく、一人一人『あなたはどう思うの』の聞いてくれるので意見を言いやすい」
「協力的」
「利用者の笑顔が多い」
「夜勤の独り立ちまで通常4回先輩と一緒に行うが、心配だというと延長して先輩についてもらえる」
「先輩が後輩を気にかけてくれる」
「利用者から直接ありがとうと言われる」
「利用者さんも職員さんも自分のことをよく見て聞いてくれる」
「プライベートも仲が良い。飲みに行ったり一緒にライブに行く」など、たくさんの意見を出してくれました。
それをどう伝えるかでも皆さんいろいろお話しいただきました。
「困ったときに相談して、時間が無くなっていったん話を切っても、後で手紙を残しておいてくれた」
「夜勤の時対応に不安があって先輩にラインやメールをすると、すぐ返事を返してくれ安心しんだった」
「親身になって相談に乗ってくれるが、代々の職員が自分が先輩にしてくれて助かったので自分もそうしているとのこと。そのような雰囲気がある」
「介助方法の指導の仕方も、まず先輩がやっているところを見せ、次に最初はやって見せて途中で交代。最後に自分にまかせてもらうが近くで見守ってくれた。順々にしてくれわかりやすかった」
「利用者さんが自分のことを孫のようにかわいがってくれて、『早く彼氏を紹介して』といてくれたり、残って仕事をしていると『早く帰りな』と心配して声をかけてくれる」
「初めて独り立ちして夜勤するとき、先輩等から『頑張って』と励ましのメールがきてうれしかった。また翌朝の早番の人も心配して早めに来てくれた」などたくさんのエピソードを出してくれました。
改めてあたたかい職場だなと感じました。
同時に、私はどうも「結果重視」タイプのようで、学生に説明するとき、「重度の障がいのある利用者が、困難を乗り越えて旅行を実現できた」「自立したい本人の思いを実現して、入所施設から地域移行できた」「胃ろうの方の食べたい思いを受け止めてくちから食べられるようになった」などの説明をしていました。何々できたを重視しがち。
表現や視点を変えないといけないと、とても勉強になりました。

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