2017年8月18日金曜日

権利擁護委員会

昨日は権利擁護委員会。毎月事例をもとに議論します。
今回は老人保健施設相生から。認知症の利用者のための専門棟があります。扉の鍵が閉めてあるのですが、午前中は開けるよう取り組んでいます。ある日利用者がかいじょうかいじょう中の扉から外へ出られたのですが、外で職員がお声がけしたところ、激高され不安定になられたということです。
参加者からは、出られた際の普段の対応は?なぜお声をかけたのか?声のかけ方は?そもそも開錠の目的は?など多くの視点での質問がありました。
認知症の専門棟での会場はリスクが高く、とても難しいです。「リスク」を理由に施錠することが利用者のためになるのでしょうか。もちろんリスクに対応して施策はとらなければなりません。しかし「利用者の安全」を錦の御旗に権利侵害をしていることが多々あります。
いろいろ課題はありますが、素晴らしい取り組みと自負していますので、続けていきたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿