2014年3月9日日曜日

反省は、「振り返って少し見る」

暖かくなったと思ったらまた寒い日が続きます。しかし日の力強さは着実に増していると感じます。

平成25年度の「苦情」の状況についてまとめています。まだ全ての事業所から提出されてはいませんが、介護支援は改めてストレスフルな仕事だと感じます。
よかれと思って行った意図を理解していただけなかった、言葉の選択がよくなかった、言動の一部をみて(あるいは説明したことをお忘れになられて)誤解を招いた、という事例も多々あります。

昨日NPO法人絆さんの20周年記念行事で厚生労働省の荒川さんを招いての講演会があり、参加させていただきました。
講演の本旨とは別の話で、反省についての説明がありました。フランクル(「夜と霧」で有名な精神科医・心理学者)の言葉をひいて、
反省は大切だが、自分と他人、変えられると変えられないの2つの軸で考えると、反省して効果があるのは、自分の可変的なところだけ。他人は変えられないし、性格や能力など自分のことでも変えられないものはある。反省という漢字は「ふりかえって、少し見る」。他人や自分でもできないことを気に病んでも自分を傷つけるだけなので、できるところを少しみて変えていけばよいとのエールをいただきました。

もちろんこちらが悪いところは変えていかねばなりません。
しかし中には相手の都合でいろいろおっしゃることはあります。想いは誠実に受け止めつつも、したたかに対応する強さも求められます。
難しいところです。難しいところですが、ストレスを発散しながら、やっていきましょう。

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