2012年9月20日木曜日

バリアフリー

本日午後大府西中学校に行ってきました。
1年生の催しで、「職業人の話を聞く会」とのことで、私は福祉分野で選ばれました。他にもお菓子屋さん消防署、旅行代理店など様々な職業の方がいらしていました。
各教室に分かれて、私の場合、福祉に関心のある子が30人余り集まってくれました(人数調整をしているかもしれません)。
30分間、福祉とは「幸せ」ということで、高齢・障害・保育等等いろいろな分野があること、生活援助や生きがい支援を行っているということを話しました。

最初に、「福祉の仕事」でイメージすることを参加者に聞いたところ、最初の子は「みんなで協力してバリアフリー」、2人目の子も「バリアフリー」とのこと。
端的すぎて意味するところをつかみかねますが、「バリアフリー」という言葉を習ったのでしょうか。「バリアフリー」という言葉はキムタク主演の「ビューティフルライフ」で一般に広まったといわれますが、リアルタイムで番組を見ていないでしょうから、授業か何かで話があったのかもしれません。「介護」とか「お年寄り」とか「人の役に立つ」とか「きつそう」という答えが返ってくると思っていた自分としては意外な答えでした。
せっかく「バリアフリー」という言葉が出たので、「バリアフリーは、元々は建物の段差や駅の階段などの物理的な障壁の解消を意味していたが、今は障がい者は怖いとか関わりたくない等の心の障壁を取ることも含むようになった。愛光園も誰もが共に生きる社会を目指しており、バリアフリーな社会にしたい」と話したところ、結構目を輝かせて聞いてくれる生徒さんがいらっしゃいました。彼らが大人になったとき、そのような社会になるようにしたいものです。

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